Case Study
業種:IT・自動車

韓国AIスタートアップを日経新聞など大手メディアで多数露出した広報PR術

ストラドビジョン
会社名ストラドビジョン
業種IT・自動車
業務内容先進運転支援システム(ADAS)や、自動運転車両向けの物体認識AIソフトウェアの開発と提供
取材相手Mr. Jinho Lee - PR Manager of StradVision

聞き手:シェイプウィン 神村優介

自動車向けの物体認識AIソフトウェアを開発するStradVision, Inc.(以下、ストラドビジョン)は、ドイツや中国市場で9社のパートナーと提携し、先進運転支援システム(ADAS)や、自動運転車両向けに技術を提供しています。自動車産業で重要な位置にある日本市場での認知獲得や営業活動の支援のための、広報PR活動に課題を感じていました。そこで、日本の産業ならびにテクノロジーメディアと関係の深いシェイプウインに広報PR活動を依頼。シェイプウインは、ストラドビジョンが持つディープラーニングやSoCへの最適化技術の優位性を的確にアピールし、大手メディアである日本経済新聞やテックメディアのTechCrunch Japanをはじめ、さまざまな媒体でのメディア露出を獲得し、認知度を高めることに成功しています。同社のPRマネージャーであるJinho Lee氏に、シェイプウインを日本の広報PRパートナーとして採用した経緯や効果についてお聞きしました。

日本の自動車業界のニーズに応える提案で物体認識AI技術力の認知を高める

<導入の背景>

  • 自動車産業において重要な日本市場での認知向上
  • 日本企業との取引に必要な信頼を得る必要性
  • 提供先のメーカー名を出したPR活動が難しい

<シェイプウィン選択の理由>

  • 日本国内の主要メディアとの強力なネットワーク
  • モータージャーナリストとのリレーション
  • テクノロジー業界のジャーナリストが在籍
  • 提案力とコストの手頃さ

<メディア露出獲得媒体>

  • 日本経済新聞
  • 日経クロステック
  • TechCrunch Japan
  • 電子デバイス産業新聞
  • 自動運転ラボ
  • ASCII.jp
  • i-engineer
    ほか

低コスト・省力で物体認識できるAIソフトウェアを提供

ストラドビジョンは、2014年に創業した、自動車の運転支援システム(ADAS)や自動運転システム向けの、画像処理AI技術のパイオニアです。同社の『SVNet』は、カメラ映像からディープラーニングによって検知する物体認識AIソフトウェアです。その特徴の一つが、多様なプラットフォームへ組み込み可能な特許技術です。14種類以上のハードウェアプラットフォームに対応しており、ネットワークパラメータサイズや必要とする演算量、メモリ使用量を少なくしながら、高い物体検出・認識精度を実現します。製品特性に応じたチップ(SoC)への組み込みや、LiDARなどの高価なセンサーをカメラに置き換えた利用が可能です。

SVNet Auto Labeling tool

「競合他社と比較し、数分の一のコストでADAS機能を利用できるようにすることで、自律走行車の登場を加速しています」(Lee氏)

2021年9月現在、ドイツの大手自動車メーカーやTier1OEMなど、9社のパートナーと提携し、51種類のADASおよび自動運転向け車両に採用され、世界中で1300万台の量産車に導入される予定となっています。また、欧州でのレベル4自律走行バスプロジェクトをはじめ、欧州と中国で複数の生産プロジェクトに取り組んでおり、すでに中国の道路ではADAS車両を展開しています。

日本市場においては、大手システムオンチップ(SoC)ソリューション企業であるルネサス エレクトロニクス株式会社(2019年9月)および株式会社ソシオネクスト(2020年8月)と、日本市場へのSVNetの供給を拡大するための協業契約を締結しております。ファイナンス面では、現代自動車やLGエレクトロニクス、IDG Capital、アイシングループなどからの出資を受け、ソウル、サンノゼ、東京、ミュンヘンに拠点を構え、データアルゴリズムのエンジニアをはじめとする200名以上のチームによって、完全自律走行車両の実現を促進すべく事業を展開しています。

日本市場での認知と信頼を高める広報PR活動が必要

各種プラットフォームに短期間でコンスタントに実装し、SoCパートナーとの強力なパートナーシップと、トップAIプロバイダーとしての世界的な認知を獲得

ドイツや中国、北米において、自動運転のための物体認識AI提供企業として一定の認知を得ているストラドビジョンですが、自動車産業で大きな存在感を示す日本市場ではあまり知られていません。

自動車メーカーは、さまざまな企業と協力して商業ベースの自動車を提供しています。これは、開発スピードとコストパフォーマンスの両立を実現するためでもあります。ただし、スタートアップとメーカーが研究や実証実験でコラボレーションすることはあっても、商業ベースの製品になることはあまり多くないのも事実です。ドイツや中国で実績のあるストラドビジョンのテクノロジーを、日本のOEMメーカー、Tier1メーカーが採用するには、主要なビジネスメディアや産業メディアでの露出は必要です。

Lee氏は、日本での認知拡大と業界での信頼を得るため、日本での広報活動に注力する必要があると感じ、一般的なPR会社とは違い、テクノロジーや産業界に強いパートナーを探していたところ、シェイプウィンの存在を知ります。

「ストラドビジョンは自動車業界の一員ですが、最先端のIT技術を基盤とする企業の側面も持っています。私たちは、シェイプウィンが持つ、IT業界への高い理解力や、日本の主要メディアとの関係、モータージャーナリストとのコミュニケーション、現役のITジャーナリストの在籍などに強い魅力を感じました。しかも、手頃な料金であったため、社内での意思決定はスムーズに行われ、依頼をすることとなりました」(Lee氏)

日本の自動車業界が〝自分ごと〟に感じるPRコンテンツを創出し、大手メディアから取材を獲得

大手メディアとのオンライン取材

ストラドビジョンのテクノロジーは、さまざまなメーカーが採用するプラットフォームに対応し、採用されているものの、PRにおいては、事例やコラボレーション先の会社名がほとんど出せずに苦労していました。採用している大手メーカーの名前を借りず、自分たちが持つテクノロジーを中心にアピールしなければなりません。シェイプウィンは、プレスリリースやメディアへの提案を実施するなかで、ストラドビジョンが日本の自動車業界に与えるインパクトを訴求していきました。

ストラドビジョンの日本支社GMに、車載電子機器の専門家である佐藤寿洋氏が就任すると、日本市場に向けた営業戦略とメッセージを伝えるインタビューを提案していきました。すでに日本企業と12件を超えるプロジェクトが進行中であることや、開発ロードマップの開示、日本では報道されていないスクープになるような新技術を提供していきました。たとえば、自動運転技術を搭載した自動車は価格が高くなる問題があり、コスト削減は至上命題でもあります。ストラドビジョンが持つ単眼カメラ対応による疑似LiDARは、コストに対する課題を認識している報道機関が興味を持ちました。

その結果、PR活動開始から3ヶ月で、日本トップのビジネス紙である日本経済新聞本紙の取材を獲得。さらに、日経グループの日経Automotive、テックメディアのASCII.jpでのインタビュー記事も掲載されました。

これら日経グループ媒体での報道の影響力は絶大で、その後はTechCrunch Japan、電子デバイス産業新聞、自動運転ラボ、ASCII.jp、i-engineerなど、次々と取材記事や寄稿を実現していきました。確かな技術力をアピールするため、知財、チームビルディングなどをアピールしていったのです。

シェイプウィンの活動に対する評価についてLee氏は、次のようにコメントしています。

「シェイプウィンは、日本の主要な経済新聞や、自動車・IT業界誌での報道を確保することで、すぐに結果を出しました。ストラドビジョンの日本チームは、この成果によって、日本の自動車業界での企業認知度が大幅に向上したと評価しています。日本市場に参入したい、あるいは日本での企業や製品の認知度や業界でのリーダーシップを向上させたいと考えているIT企業にシェイプウィンを推薦したいと思います。シェイプウィンは、プロフェッショナルで献身的なサポートを提供する情熱的なパートナーです」

獲得したメディア露出の例

ストラドビジョンについて

2014年に設立されたStradVision, Inc.は、高度な運転支援システム(ADAS)向けの、画像処理AI技術のパイオニアです。競合他社と比較し、数分の一のコストでADAS機能を利用できるようにすることで、自律走行車の登場を加速しています。

現代自動車やLGエレクトロニクス、IDG Capital、アイシングループなどからの出資を受け、ソウル、サンノゼ、東京、ミュンヘンに拠点を構え、データアルゴリズムのエンジニアをはじめとする200名以上のチームによって、完全自律走行車両の実現を促進すべく事業を展開しています。

2020年には、NVIDIA だけでなく、ルネサス主催『R-Carコンソーシアム』のプロアクティブ・パートナー・プログラムにも選出され、『Autonomous Vehicle Technology ACES Award in Autonomy(ソフトウェア部門)』も受賞しています。

ドイツの大手自動車メーカーと提携し、同社の車両ラインナップのナビゲーションシステムおよび車線維持支援システム(LKAS)にAR(拡張現実)を提供しています。また、世界的なTier1自動車メーカーと提携し、自動駐車支援(APA)などのパークアシスト機能をサポートするサラウンド・ビュー・モニタリング(SVM)アルゴリズムの提供を開始しました。

日本市場においては、2020年8月には大手システムオンチップ(SoC)ソリューション企業である株式会社ソシオネクストと、日本市場へのSVNetの供給を拡大するための協業契約を締結しております。

なお、国際的な品質マネジメント規格ISO 9001:2015と、情報セキュリティ規格ISO 27001:2013の認証も取得しています。

代表者:CEO / Ph.D & CFA 金埈焕(キム・ジュナン)
韓国本社:3Fl. 464, Gangnam-daero, Gangnam-gu, Seoul, 06123, Republic of Korea
米国本社:3003 N 1st St #319, San Jose CA 95134, USA
ネットワーク:韓国、日本、中国、ドイツ、アメリカURL:https://stradvision.com/ja/home-ja/

広報PRリテーナー支援について

継続的なメディア露出をするためのPR活動を包括的に支援します。PR戦略・企画の立案からプレスリリース作成、メディアへの売り込み(メディアプロモート)、メディア対応(広報事務局)まで、広報PR活動に必要なすべての活動を行います。シェイプウィンが提供する『売上アップに繋がる広報PR』は、会社の利益創造に貢献しつつ、会社のブランドイメージを向上させるものです。情報を正しく発信するだけではなく、顧客やメディア、社会を正しく導くための適切な情報編集が必要となります。発信する情報の意図の読み取り、発信していく編集力が新たに求められるのです。『売上アップに繋がる広報PR』では、経営・営業戦略をベースにした、メディア露出、反響設計などを考えていきます。これを実現するには、メディアを巻き込んだ広報PR戦略の立案が鍵となります。

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