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投資家向け広報とは?IR担当者が知るべき5つのポイント

投資 家 向け 広報

「IR活動はしているが、企業価値が正しく評価されていない気がする」
このような悩みを抱えていませんか?

投資家は、単なる数値や事業計画だけではなく、企業の未来を信じられるかどうかで投資判断を行います。そのため、企業価値を伝える広報的アプローチ、つまり企業の信頼を生み出す「伝え方」こそが、IR活動においては非常に重要です。

しかし、企業の将来性を伝えることが重要な一方で、実態を伴わない情報発信は株価に悪影響を及ぼします。本質的な企業価値を伝えるためには、「これまでどのように事業を積み重ねてきたか」と「今後どのように成長していくか」のストーリーを、確かな根拠とともに発信することが大切です。

本記事では、広報PRの視点を取り入れたIR活動によって、投資家との信頼関係を構築し、企業価値を適切に市場に伝えるためのポイントを紹介します。

※今回の記事では、IR業務の詳細な内容ではなく、IRの効果的な情報発信方法について解説しています

投資家向け広報とは?

投資家向け広報とは?_インフォグラッフィック

投資家向け広報(IR:Investor Relations)は、企業と投資家をつなぐコミュニケーション活動です。

単なる財務情報の開示にとどまらず、企業の成長戦略や事業の強み、経営理念などを包括的に伝えることで、投資家の理解と信頼を獲得します。

特に近年は、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の広がりにより、財務情報だけでなく非財務情報の開示も重視されるようになりました。こうした状況において、数字だけでなく企業のストーリーを伝える広報的視点が重要性を増しているのです。

まずは、IRの目的と対象について解説します。

IRの目的

IRの最大の目的は、企業価値を適切に株価に反映させることです。

企業価値と株価にはしばしば乖離が生じます。これは、市場が企業の真の価値や将来性を正確に理解していない場合に起こります。
IR活動は、企業の実態や成長戦略を投資家に伝えることでこの非対称性を解消し、企業価値を株価に正しく反映させる役割を担っています。

また、長期的に企業を評価する投資家の獲得と安定的な株主構成の構築、信頼獲得による資金調達の円滑化、企業ブランドの向上なども重要な目的です。

IR活動は単に株価を上げることではなく、企業の実態に即した適正な株価形成を目指すものです。そのためには一時的な数字の良し悪しだけでなく、中長期的な成長ストーリーを市場に理解してもらうことが重要となります。

IRの発信対象

IRの主な発信対象は、現在および将来の株主となる可能性のある多様な投資家です。ここでは、主な4つを紹介します。

機関投資家:年金基金、投資信託、保険会社など組織的に大規模な投資を行う投資家。
詳細な財務分析と中長期的な成長戦略を求める傾向があり、経営陣との直接的なコミュニケーションを重要視します。

個人投資家:自身の資産で投資を行う個人。
わかりやすく親しみやすい情報提供が重要であり、SNSや株主通信などを通じた継続的な情報発信が効果的です。

アナリスト:企業分析の専門家。
業界動向や競合との比較分析などを踏まえた専門的な質問に対応する準備が必要であり、レポートを通じて多くの投資家に影響を与えるため、特に正確な情報提供が重要です。

メディア:情報を広く伝える媒体。
企業情報を一般に広める役割を持つためわかりやすいメッセージが必要で、誤解を避けるための明確な説明と、必要に応じたフォローアップが大切です。

これらの対象に効果的に情報を届けるためには、それぞれの関心事や情報収集の方法に合わせたコミュニケーション戦略を立てることが重要です。

IRの活動内容

IRの活動内容_インフォグラッフィック

IR活動は多岐にわたり、様々なコミュニケーションツールや機会を活用して投資家との関係構築を図ります。ここでは、代表的な3つの活動を解説します。

①決算説明会の開催・IR資料の作成

決算説明会とIR資料の作成は、IR活動の基本となる重要な取り組みです。

・決算説明会の開催
決算説明会とは、四半期または半期ごとの財務結果を投資家やアナリストに直接説明する機会です。財務結果の背景にある事業戦略や今後の見通しを伝えることで、投資家の理解を深めることができます。

効果的な決算説明会を実施するためには、経営理念と一貫性のある明確なメッセージの準備と、専門知識のない人でも理解できる分かりやすい資料作成が重要です。
また、想定される質問とその回答を事前に準備し、経営陣と共有しておくことで、質疑応答にも適切に対応できるようにしましょう。

・IR資料の作成
投資家の理解を促進するには様々な資料が必要となります。主なIR資料には以下のようなものがあります。

 ・決算短信・補足資料
 ・中期経営計画資料
 ・事業報告書
 ・投資家向けプレゼンテーション資料
 ・ファクトブック

資料作成においては、数字だけでなく、その数字が示す意味や企業戦略との関連性を明確に伝える必要があります。また、時系列での比較や業界平均との比較など、投資判断の材料となる情報も適切に盛り込みましょう。

さらに、こうした資料においても企業のブランドイメージを一貫させ、発信に統一感を持たせることが、信頼性向上につながります。

②プレスリリース・統合報告書の作成

プレスリリースと統合報告書は、投資家と市場に広く配信される重要な情報発信ツールです。

・プレスリリース
プレスリリースは、タイムリーな情報発信手段として、投資判断に影響を与える情報を市場に提供します。

IR関連のプレスリリースには、決算情報、新製品・新サービスの発表、重要な業務・資本提携、組織改編や人事異動、M&A情報などがあります。

効果的なプレスリリース活用のためには、証券取引所のルールに基づいた適切なタイミングでの開示が不可欠です。また、その情報が投資判断にどう影響するかを意識し、企業の長期ビジョンや戦略との整合性を持たせた一貫したメッセージングを心がけることが重要です。

関連記事:プレスリリースとは?一番初めに知っておきたい基本まとめ

・統合報告書
統合報告書とは、財務情報中心の年次報告書とは異なり、財務情報と非財務情報(環境への取り組みや人材育成など)を包括的に伝える報告書です。
これにより、中長期的な企業価値創造の全体像を投資家に示すことができます。

効果的な統合報告書では、企業がどのようにして価値を生み出しているかを図表を用いて視覚的に表現し、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する取り組みを詳しく掲載しています。また、研究開発投資や社員教育が業績に与える影響や、市場環境の変化がもたらすリスクと機会、それらへの対応策も明示します。

これらの要素が一つのストーリーとなるよう構成することで、読み手の理解と共感が得られる資料になります。

③株主通信・ウェブサイトのIRページの整備

株主通信とウェブサイトは、継続的に投資家とコミュニケーションを図ることができ、長期的な関係構築に寄与する重要なチャネルです。

・株主通信
株主通信は、主に個人株主向けの定期的な情報発信ツールです。一般的に年2回から4回発行され、決算情報や事業の進捗状況、今後の見通しなどをわかりやすく伝えます。

株主通信を効果的に活用するためには、専門用語を避けた親しみやすい表現の使用や、CEOメッセージの掲載、株主優待や配当政策の説明がポイントになります。

・IRウェブサイト
IRウェブサイトは、24時間365日アクセス可能な情報プラットフォームとして、国内外の投資家の重要な情報源となります。

効果的なサイトは、最新情報の迅速な更新、充実した開示資料のアーカイブ、使いやすいナビゲーション、レスポンシブデザイン、多言語対応、そして問い合わせ窓口の明確化といった特徴を備えています。

また、創業理念や解決したい社会課題など、企業の本質的な価値を伝えるストーリーを盛り込むことで投資家の共感を得る場としても活用することができます。

PRとIRの違い

広報(PR)とIRは、共に「情報発信を通じて企業と外部をつなぐ」という共通点を持ちますが、対象や目的、手法には明確な違いがあります。

項目広報PRIR
対象一般消費者、メディア、地域社会、従業員など幅広いステークホルダー株主、投資家、アナリスト、金融機関など投資に関わる関係者
目的・企業イメージの向上
・ステークホルダーとの信頼関係構築
・認知度の向上
・製品・サービスの理解促進
・企業価値の適正な株価への反映
・安定的な株主構成の構築
・資金調達の円滑化
手法プレスリリース、SNS、オウンドメディアなど決算説明会、IR資料、統合報告書、株主通信など
情報の性質企業活動全般、社会貢献活動、製品・サービスなど多岐にわたるソフトな情報財務情報、経営戦略、業績見通し、配当政策など投資判断に関わるハードな情報
評価指標メディア露出度、認知度、エンゲージメント率など株価、PER、PBR、時価総額、機関投資家比率など
情報発信の頻度状況に応じて柔軟に(プレスリリース、SNSなど)定期的(四半期決算など)+適時開示事項発生時
規制・ルール比較的少ない(景品表示法など一部あり)厳格(金融商品取引法、適時開示ルールなど)

近年はESG投資の拡大により、従来PRの領域とされていた環境・社会・ガバナンスに関する取り組みが、投資判断の重要な要素となってきています。

このような状況において、PRとIRの垣根は徐々に低くなり、両者の連携がますます重要になっています。

効果的なIR活動を展開するためには、広報PRの「心に響く伝え方」とIRの「投資判断に資する情報提供」を融合させた、バランスの取れたコミュニケーション戦略が求められるのです。

関連記事
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・基本の広報スキル!PRに必要な能力とは?

以下では、そのような統合的アプローチを実現するための、広報部門によるIR活動のメリットについて解説します。

広報部門がIRを担当するメリット

広報部門がIRを担当するメリット_インフォグラッフィック

IR業務は、財務部門、経営企画部門、または専門のIR部門が担当する企業が多い中、広報部門が担当することでユニークな価値を生み出せる可能性があります。

広報のコミュニケーション専門性を活かしたIR活動には、主に4つの大きなメリットがあります。

①メッセージの一貫性が保てる

広報部門がIRを担当する最大のメリットは、企業の全てのコミュニケーションにおいてメッセージの一貫性を保てることです。

企業のビジョン、パーパス、バリューなどの根幹となる要素を、顧客、メディア、投資家など全てのステークホルダーに対して統一された言葉で伝えることで、ブランドの一貫性が保たれ、企業の戦略に対する理解も深まります。

広報部門は元来、複雑な情報をわかりやすく伝えるスキルを持っています。この能力を活かして、財務情報や専門的な事業戦略についても、投資家が理解しやすい形で伝えることができるのです。

②スピーディな情報発信が可能

さらに、広報部門がIRを担当することで、スピーディな情報発信が可能になります。

広報部門ではプレスリリースやメディア対応など外部に情報を発信する体制が整っており、既存のチャネルと経験を活用してIR情報も迅速に届けられます。

特に重要な、事業提携の発表や業績予想の修正、危機管理対応といった突発的な事象に対応する場合、広報部門の情報発信ノウハウが活きるでしょう。メディア対応経験が豊富な広報担当者は、メッセージの明確さと一貫性を保ちながら迅速に対応できるのも強みです。

また、広報部門は社内の様々な部門と日常的にコミュニケーションを取っているため、関連情報の収集も迅速に行うことができます。
タイムリーな情報開示は企業の透明性と信頼性を高め、企業価値向上に貢献します。

③中長期的な投資家との関係構築が可能

広報部門がIRを担当することで、単なる数字の報告を超え、企業の想いやビジョンを含めた深いコミュニケーションが可能になります。

広報部門はストーリーテリングの専門家として、企業の存在意義や経営者の哲学、組織の強みなどを効果的に伝えることができます。
これらの情報は長期投資家にとって、企業の将来性を判断する重要な要素です。企業の本質的な強みを理解されることで、短期的な業績変動に左右されない安定的な株主構成につながります。

また広報部門はステークホルダーとの関係構築に長けているため、投資家の関心や懸念を経営陣にフィードバックする双方向コミュニケーションを実現することもできるでしょう。

④IRの課題をPR戦略に組み込むことができる

広報部門がIRを担当することで、投資家の関心事をPR戦略に組み込み、消費者向け情報発信にも投資家視点を反映することができます。

たとえば、ESGに関心を持つ投資家の増加を踏まえ、消費者向け発信でも環境配慮や社会貢献を伝えることで、投資家からの評価向上につながります。
環境負荷低減や多様性推進などの取り組みは、消費者の購買意欲を高めると同時に、企業の持続可能性を示す根拠にもなります。

また、メッセージの過激さによるリスク管理をできる点もメリットです。
イーロン・マスク氏の発言がテスラ社へのバックラッシュを引き起こした例のように、強すぎるメッセージは反発を招くことがあります。

広報部門が消費者と投資家双方の視点を持つことで、バランスのとれたメッセージング戦略を構築することが可能となり、企業の評判を守ることにもつながります。

広報部門がIRを担当する際の注意点

広報部門がIRを担当する際の注意点_インフォグラッフィック

広報部門がIR活動を担当する際は、主に2つの課題に留意する必要があります。

①情報発信内容のバランスを保つ必要がある

広報部門がIRを担当する際の重要な課題の一つは、様々なステークホルダー向けの情報発信のバランスを取ることです。

投資家向けと一般消費者向けのコミュニケーションでは、重点の置き方や表現方法に違いが生じます。IRの情報ばかりを発信すると消費者向けの重要メッセージが埋もれ、反対にマーケティング的な情報に偏ると、投資家が求める情報が不足します。

消費者向けの情報と投資家向けの情報をバランスよく発信するためにも、以下のような方法を検討しましょう。

ターゲット別のチャネル使い分け
共通テーマの多角的な発信(例:新製品を、消費者には利便性の観点から、投資家には収益性の観点から伝える)
計画的な情報発信管理

②専門的な金融知識が必要になる

広報部門がIRを担当する際のもう一つの課題は、専門的な金融知識や投資家視点の理解が不足しがちな点です。

広報担当者はメディア対応やコーポレートコミュニケーションに長けている一方、財務諸表の読み解きや資本市場の動向分析、投資判断のメカニズムなどの専門知識は十分でないことが多いのが現実です。

このギャップを埋めるためには、財務部門との緊密な連携により数字の背景を理解するほか、証券アナリスト協会や日本IR協議会の研修プログラムなどでIR専門知識を習得することや、投資家やアナリストとの対話などが効果的です。

また、IR専門コンサルタントや広報PRエージェンシーなど外部専門家の協力も、専門知識不足を補う有効な手段です。

IR活動を成功させるための5つのポイント

IR活動を成功させるための5つのポイント

IR活動を効果的に展開するためには、単なる情報開示にとどまらない戦略的なアプローチが必要です。ここでは、投資家の信頼を獲得し、企業価値を適切に伝えるための重要なポイントを解説します。

①一貫性と透明性のある情報発信

IR活動において最も重要なのは、一貫性と透明性のある情報発信です。

一貫性のある情報発信とは、長期的な経営ビジョンや戦略に沿った、首尾一貫したメッセージを継続的に発信することです。方針が二転三転すると投資家の不信感を招くため、基本的な方向性は維持しつつ、環境変化への対応についても論理的に説明することが重要になります。

メッセージの一貫性を保つには、社内の情報共有体制の構築も欠かせません。経営層、財務部門、事業部門、広報・IR部門の間で定期的な情報共有の場を設け、発信メッセージの整合性を確保しましょう。

透明性の観点では、ポジティブ情報だけでなく、ネガティブ情報や潜在的なリスク要因、その対応策を明示すると信頼が生まれます。質問には誠実に回答し、情報の適時性にも配慮することで、企業価値の適正な評価と信頼関係の構築につながります。

②ストーリーテリングの活用

IR活動においてストーリーテリングを活用することは、企業価値を印象的に伝える上で重要です。
人間は物語を通じて情報を理解・記憶するため、財務データを単に列挙するより「企業の成長ストーリー」として語ることで、投資家の共感を得ることができます。

効果的なストーリーテリングでは、企業活動の根本的な目的を明確に伝え、企業の歴史・現在・未来を一貫したストーリーラインで結び、具体的なエピソードやビジュアル要素を活用します。

たとえば、「研究開発費20%増加」という事実だけでなく「持続可能なエネルギー技術開発のため投資を増やし、創業以来の環境共生理念に基づき5年後には市場シェア30%獲得を目指す」と背景と展望を含めて伝えることで理解が深まります。

特に近年は企業パーパスやESGなど財務以外の要素も投資判断に影響するため、これらを伝えるストーリーテリングの重要性が高まっているのです。

③投資家目線を意識したコンテンツ設計

効果的なIR活動を実現するためには、投資家が何を知りたいと考え、どのような情報で投資判断をしているかを理解し、それに応えた情報提供を行うことが不可欠です。

投資家目線のコンテンツ設計において、考慮すべきポイントは以下の通りです。

・投資判断の核となる情報を優先的に提供する
市場の規模や成長率、その中での自社の位置づけ、競合他社との差別化ポイント、将来の成長戦略などを明確に伝えましょう。

・比較しやすい形で情報を提示する
業界標準の指標や、自社の過去データとの時系列比較を提供することで、企業の成長度合いを評価しやすくします。

・将来の成長を予測できる指標も開示する
財務指標だけでなく、顧客数や契約継続率、新規市場シェアなどの非財務指標も積極的に開示しましょう。

・オウンドメディアを戦略的に活用する
企業ウェブサイトのIRページやブログなどを通じて、決算発表だけではカバーしきれない詳細情報や将来ビジョンを継続的に発信します。

投資家の情報ニーズを深く理解し、適切なタイミングで最適な形式で提供することが重要です。

④実態と将来予測の適切なバランス

IR活動においては、将来の期待を高めるための発信と実態に基づいた誠実な情報開示のバランスを慎重に考慮する必要があります。

過度に楽観的な見通しを示すことはリスクを伴います。プレスリリースで発信した内容が実現しなかった場合、株価だけでなく企業の信頼性にも大きな打撃を与えかねません。

情報のバランスを適切に保つためのポイントは以下の通りです。

・現状の実績と将来の予測・目標を明確に区別して伝える
・業績予想や成長の見通しには、前提条件や根拠を提示する
・リスクとその対応策を開示する

このようなバランスの取れた情報発信こそが、短期的な株価変動を追うのではなく、中長期的な企業価値の評価を目指す、本来のIR活動の姿といえるでしょう。

⑤広報部門との密な連携

企業内にIR専門の担当者や部門が存在する場合でも、広報部門との密接な連携は企業コミュニケーションの成功に欠かせません。

その理由としては、情報の一貫性確保、投資家視点と消費者・メディア視点の融合による多角的アプローチの実現、情報発信タイミングの最適化、そして危機発生時の統一的な対応の必要性などが挙げられます。

発信内容の株価への影響度はIR部門の専門知見に基づいて判断し、広報部門は情報の伝え方について専門的な助言を提供するという役割分担が効果的です。

効果的な連携のため、定期的な合同ミーティングの実施や、共通のコミュニケーションガイドラインの策定、重要発表時の事前協議体制の構築などを行いましょう。

このような密な連携によって、企業は全ステークホルダーに対して一貫性のあるメッセージを発信しつつ、それぞれの関心に合わせた情報提供が可能になるのです。

まとめ:企業の信頼を生み出す「伝え方」こそがIR活動成功の鍵

PR会社

企業を取り巻く環境が急速に変化し、投資判断の基準も多様化する現代において、IR活動には企業の本質的な価値や成長ストーリーを、これまで以上に明確に伝えることが求められています。
これを実現するためには、広報PRの持つ「心に響くコミュニケーション力」とIRの「財務・投資分析の専門性」を融合させた統合的なアプローチが重要です。

シェイプウィンでは、豊富なPR経験と深い業界知識を活かし、株価が上がるPR活動を提供しています。効果的なメッセージング設計から、投資家目線を考慮したコンテンツ制作、オウンドメディア活用戦略まで、企業価値を最大限に伝えるための提案が可能です。

まずは無料相談にて、お気軽にご相談ください。

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編集部
広報PRとデジタルマーケティング支援をするシェイプウィンスタッフおよびパートナースタッフによる編集記事です。メディアリレーションズやプレスリリース、メディア露出、ソーシャルメディア、インフルエンサー、SEO、マーケティングなど様々なジャンルを取り扱っており、基本用語から広報初心者やマーケティング担当者に役立つ情報をお届けします。