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トレンドたまご分析レポート

なぜ、あの商品はトレンドたまごに取り上げられるのかを分析

新商品の発売や新サービスのリリース時に、どのメディアに取り上げてもらうかによって売れ行きは変わってきます。広報担当者として、まず取り上げられたいと思うメディアは、テレビ東京・ワールドビジネスサテライト(略称:WBS)の「トレンドたまご(通称:トレたま)」ではないでしょうか?

シェイプウィンでは、トレたまでのメディア露出を何度も成功させています。その秘訣は、トレンドたまごの放送分析です。この記事では2015年1月から3月までの59回の放送を分析し、どのような商品・サービスであれば取り上げられるのかを分析してみました。

トレンドたまごとは?

トレンドたまご(通称:トレたま)は、世の中にまだでていない、これからヒットしそうな商品・サービスを2分程度で紹介するコーナーです。トレたまに取り上げてもらいたいと、日本全国の企業から多くの売り込みがあるそうです。多いときには1日200件もの応募があるようです。

1.トレたまで取り上げられた会社規模

会社規模

取り上げられた会社の規模を集計すると、大手が22%、中小企業が69%と、圧倒的に中小企業が多いことが分かります。トレたまのコンセプトとして、普段のニュースでは紹介できないユニークなアイデアや優れた技術力を持つ中小企業を取り上げる傾向が分かります。

2.放送された会社の所在地

放送された会社の所在地

トレたまは、原則として当日取材、当日編集、当日放送という事もあり、東京・関東地方が75%も占めています。しかし、地方企業にはチャンスが全く無い訳ではありません。たとえば、東京へ出張し取材を受けられることをアピールすることも一つの手です。

3.トレたまで取り上げられた商品の分類

トレたまで取り上げられた商品の分類

サービス・技術が13%取り上げられているのに対して、製品は88%もあります。2分間の映像で紹介されるためには多面的な角度で紹介できる製品の方が取り上げられやすいです。サービスで取り上げられているトレたまを分析すると、サービスの中での動きを明確にアピールしています。

4.トレたまで取り上げられた商品の顧客ターゲット

トレたまで取り上げられた商品の顧客ターゲット

取り上げられた商品・サービスのうちBtoC向けの商品・サービスはで76%です。視聴者が消費者であることも多く、BtoB向けの商品・サービスであっても消費者にどのように関わるのかをアピールすることで取り上げられやすくなります。

5.トレたま放送内で使用されたキーワード

トレたま放送内で使用されたキーワード

トレンドたまごの放送内で使用されていたキーワード、商品・サービスのキーワードをピックアップして、集計してみました。ここ数年のトレたまでは、「スマホ」と連携した商品・サービスが多く取り上げられる傾向にあります。今回の分析でもスマホに関連する商品・サービスが59回の放送中10回も取り上げられていました。

また、今回の分析では、車いすや介護など副詞に関連する商品・サービスが上位にランクインしています。

取り上げられた商品をピックアップして分析

トレたまに取り上げられた商品の中からいくつかピックアップして、取り上げられた理由を社会問題、時事ネタ、商品の機能など多面的に分析してみました。

ビジネスチャンス!訪日外国人向けのスマホサービス

2015年3月11日放送

2020年の東京オリンピック開催に向けて、訪日外国人旅行者が増加しています。訪日外国人をターゲットにした商品・サービスは、今後取り上げられるケースが増えてきます。

高齢化社会によるスマホ連携サービス

2015年3月5日放送

高齢化社会に関するテーマはしばしばメディアで取り上げられています。トレたまでも介護ヘルパーさんの負担を解消するような商品・サービスが取り上げられるケースが増えています。

可能性が無限大!ウェアラブル商品

2015年1月8日放送

先月Apple社がスマートウォッチの発売を始めました。ウェアラブル市場は今後数年で急速に成長されると予想され、注目されています。ウェアラブル関連商品は、スマホとの連携など今までにない新しさがアピールできるため、トレたまでも取り上げられる可能性が高くなることが予想できます。

まとめ

今回の記事では、トレンドたまごの1月〜3月期の放送の傾向や、トレたまへの応募でヒントになる商品・サービスを紹介しました。

トレンドたまごへ応募する際に、どのようにアプローチしたらよいのか、取り上げられる精度を高めるにはどうすればよいのか。トレンドたまご応募のためのプレスリリースの書き方、配信(応募)の方法、押さえておきたいポイントをまとめた無料レポートを合わせてご覧ください。

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