メディアが興味を持つ広報パーソンの特徴『客観性』と『世界観』

Date: 2019.12.23
Category: 広報/PR全般
Written by: 重谷 敬代

なかなかプレスリリースを送っても問い合わせが来ない。
プレスリリースを編集部や記者に見てもらえたが、興味を持ってもらえない。
メディアへのアポ取りもうまく行かない。

プレスリリースやメディアとの関係作りについて悩みを持った広報PRパーソンは結構いらっしゃるのではないでしょうか?

広報PR活動で最初に行き詰まるのは、ほとんどがこのポイントです。

それはなぜでしょうか?

答えは簡単です。
メディアに興味を持ってもらえる情報がないから。

充分に製品のよさや、仕様はちゃんと書いているのに、なぜか興味を持ってもらえない。

それは、広報PRパーソンの立場とメディアの立場の違いを正確に理解していないために、認識の齟齬があるからです。メディア理解とは言われますが、実際にメディアの中で働いてみないと本当のことは分かりません。しかし、広報PR活動をする上で、知っていただきたい『メディアの立場』についてこの記事でお伝えします。

メディアが絶対守らなければならない立場は『客観』です。客観性を伴わない記事掲載はできないのです。

『客観性』 それがアポ取りのコツ

打ち合わせ

客観性を意識したPRストーリーが作れると、編集者や記者からはこの広報PRパーソンと話してみたい、関係を続けたい……!と思ってもらいやすくなります。

ゆえに、客観性を伴う情報を持っているPRパーソンは、メディア界では重宝され、アポ取りがやりやすくなります。

編集者も記者も人間です。全てを知るには守備範囲が広すぎます。

業界のトレンドを語ることができる、そして、客観性を伴った資料と共にやってくる。そのような広報PRパーソンは、情報ソースとして充分役に立つ人になりますよね。

たとえば、業界内の有名企業とそのサービス内容、特にいま盛り上がっているのはどういう話題なのか、そして裏付となる数字を提示できると、鬼に金棒です。

客観性はどうすれば演出できるのか?

どうすれば、客観性を持ったプレスリリースを書くことができるのでしょうか?

業界全体のサマリーや知識を自分なりに書けばいいのでしょうか?

もちろん、そういった知識とサマリーをまとめる力がないといけませんが、大事な事は、どこかから拾ってきた情報ではない『一次情報』や公的機関やそれに近い機関が発表した『公の発表や数字』が入っているかどうかです。

たとえば、シェイプウィンでは2016年よりアジア最大の食品のBtoBの展示会『FOODEX』(日本能率協会主催)の広報事務局とメディア誘致を担当しています。

毎年、食のトレンドを語る上でよく利用しているのは農林水産省などの政府が掲げる目標値や発表です。これらのデータや情報を利用してメディアの誘致を行っています。

たとえば、2018年の広報PRテーマは『お茶』でした。

あまり知られていないのですが、日本のお茶は非常に優秀な輸出品目であり、国自体が注目して輸出施策にしているのが以下の資料からはうかがえます。

茶の輸出戦略検証シート(農林水産省)

これら政府が考えている戦略などの情報を使用してメディアの取材を獲得するためのプレスリリースを作成します。メディアを誘致するためには、お茶に関する製品を出展するメーカーをリストアップして、その魅力をメディアに発信してきました。

単純に「日本茶の輸出が伸びています」だけでは取材が成立しにくいところを、客観的な情報(輸出量が増加、国の施策)とともに、海外の方にも受け入れやすい商品(ハラル対応、食べるお茶)が出展されるという一次情報を提供しました。これではじめて取材する側に、何がすごくて何がおもしろい情報なのかというストーリー(世界観)が伝わるのです。

情報ソースになるPRパーソンは重宝される!

オッケーサインをする男性

最近、私自身(重谷)が経験したのは「今月オリンピック選手が出る記者発表やイベントはないか?」という相談がメディア側から来たことです。

この質問だけだと、世界観とはあまり関係ないのですが、普段から「スマートロックは単純に後付けの鍵ではない。なぜなら働き方改革という視点では……」など、ストーリーの伝わる世界観と一緒にPRを担当する製品の情報を売り込んでいるからです。

あの広報PRパーソンに質問すれば、きっと製品やサービスだけでなく全体的な話も聞くことができる、何か情報を持っているはず!とよい噂が広がっていきます。そして、メディアから様々な質問や相談がやってくるわけです。

ぜひ、世界観を語れる広報PRパーソンを目指してみてください。
メディアがあなたのことを頼りにし始めてくれますよ。

 

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